久しぶりの投稿となります。今年度も終盤を迎えましたので、この一年を振り返ってみたいと思います。
今年は生徒さんたちが、ステップやグレード、コンクールなど、いろいろなことにチャレンジしました。教室の外に出て演奏の評価を受けることには緊張感があり、だからこそ得られるものがたくさんありました。それぞれにピアノが上手くなるだけでなく、精神的にタフになるので、少し顔つきも変化します。また、自ら立候補して、それぞれの学校行事のピアノオーディション、文化祭のオーディションなどに、意欲的にチャレンジした子も多かった年でした。頼もしい限りです。望む結果を得られることもあれば、そうでない場合もありますが、いずれにしろ、チャレンジする過程で貴重な経験ができますから、これからも失敗を恐れずにチャレンジしてほしいです。

　お教室のほうでは、例年通りコスモスコンサートを開催しました。今年は初の試みとして、いっしょに弾こう！と銘打ったコーナーを作りました。ご家族同士、生徒さま同士、または私と、それぞれに連弾を楽しみました。この数年間、毎年発表会はやっていましたが、人と人が離れていなければいけなかったので、一つの空間で音楽を共有する楽しみは遠慮がちにしかできませんでした。やっと少し安心できるようになったので、みんなで楽しくやりたい！という気持ちが大きくなりご提案させていただきました。生徒さまとともに多くの保護者の方もステージに上がってくださり、楽しい時間を過ごすことができたと思います。また、生徒さん同士の連弾の練習では、お時間の都合をつけたり、やりくりも大変だったかもしれません。ご協力いただき本当にありがとうございました。